冬が舞台のゲーム

CUBE

海と雪のシアンブルー

秋の終わりに妹ができた。海を見たことがない妹だ。何を話せばいいのか分からないから、妹を連れて海へ行った。こうして、僕らの日常が始まった。***雪が降る田舎町に住んでいる主人公・青野 志音(あおの しおん)は、通い慣れた学園をもうすぐ去ることになる。――『卒業』卒業後は進学のために上京する。あと少しだけ一緒に住む妹・青野 七(あおの なな)。あと少しだけ一緒の同級生・清木 琴羽(すみき ことは)と萩野 夢(はぎの ゆめ)。あと少しだけ一緒の後輩・菜畑 いなば(なばたけ いなば)。あと少しだけ一緒の担任教師・松木 衣良(まつき いら)。浅いつながりにも深いつながりにも、等しく別れが訪れる。卒業や上京に向けた準備を通し、志音は自分を取り巻く環境へ別れを告げていく。その中で再確認する絆、初めて知る想い、やっと気付いたサイン。故郷を離れる寂しさと、新天地への期待が入り混じった日常を過ごし、やがてその日を迎える。これは、志音と彼女たちによる『卒業』の物語――━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━・‥…※限定特典について5月13日(木)までにご購入いただいた方のみ、コンテンツ内に同梱されております。 ▼もっとみる
InnocentGrey

虚ノ少女《 NEW CAST REMASTER EDITION 》

日本が戦争への道を歩み始めた、所謂戦前と呼ばれた時代。北陸の雪深い山中に人形(ヒトガタ)と云う集落があった。‘‘ヒンナサマ’’と云う土人形を祀る奇妙な風習が残る此の地にて、祭りの夜にひとりの女が殺されていた。村のものは口々に‘‘ヒンナサマ’’の祟りだと口にした。正統ではない者が‘‘ヒンナサマ’’を祀ったが故に祟りに遭って殺されたと。昭和三十二年、十二月。朽木冬子が病室より攫われてから、およそ二年の歳月が過ぎていた。時坂玲人の妹・紫は、自殺を図ろうとしていた男を助ける。この男こそ現在に黄泉帰った‘‘ヒンナサマの祟り’’の被疑者であった――戦時を跨いで続く妄執を断ち切る為に時坂玲人は動く。その胸の内に冬子への妄執を引き摺りながら――同時期に動きを見せ始めた、六年前に解散した筈の宗教団体は果たして、何を画策しているのか――祟りを為すのが天であろうとも、手を下すのは人である。『殻ノ少女』シリーズ2作目『虚ノ少女』のリマスター版。主人公・時坂玲人と真崎智之の音声を新キャストで再収録。前日譚(体験版部分)の追加に加え、既存シーンのリファインと演出強化、システムやインターフェースもリニューアルしました。 ▼もっとみる 特集: Innocent Grey 特集: 『歩サラ』さん出演作品・大特集!
WonderFool

ユキイロサイン 普及版【萌えゲーアワード2021 サウンド賞 受賞】

「ユキイロサイン」ゲーム本編に加え、ボーカル4曲、BGM24曲をデジタルデータで収録した豪華版も配信中!!━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━・‥…――ただ1つの季節を巡る日々の物語――日本有数の豪雪地域にして日本有数の低い人口密度を誇る南逢瀬町。数十年ぶりの早い降雪に、何かが変わる予感がした。だけど、本当に変わって欲しいのかは、本人にも分からない。今年もあと2か月程度に迫った冬。羽染宗冬の日常は、友人たちと共にあった。ぶっきらぼうで、物静かで、わりとおっかないけど、根は優しい幼馴染み、勿来美玖。ロシアからやって来た臆病なお調子者留学生、スヴェトラーナ・グルチェンコ(愛称:スヴェ)。都会から転校してきた、完璧に忘れ去られていた元幼馴染み高萩香子。最もよき理解者で、最も近しい幼馴染み、薄広中。これは日常という名の奇跡に彩られた、決して長くはない時間の、決して軽くはない時間の物語。これからとこれまでのためのひと冬。 ▼もっとみる